Kawakitaさんのアイデアブック
質感のコントラスト色のコントラストだけではなく、質感や風合いでコントラストをつける方法もあります。写真のダイニングは、古い床材に新しいクリーンな印象のテーブルを合わせ、モダンテイストとシャビーシックテイストをミックスしたユニークなスタイルになっています。ダークな床はそれだけでインパクトがあるため、案外他のどんな色とでも組み合わせやすいのが特徴です。濃い色の引き締め効果で、異なる色やテイストをまとめ上げ、深みを加えてくれる力があります。
床はオレンジがかった暖色系のブラウンですが、コンソールテーブルの天板は最近流行のグレイッシュブラウン。明るさもアンダートーンも質感も異なる難しい組み合わせですが、コンソールの脚が黒いアイアンという異素材なので、その違いが緩和されて、調和がとれています。壁のミラーのフレームもグレイッシュトーンに近いシルバーを選び、全体をエレガントにまとめています。こちらもあわせてシンプルからインダストリアルまで。アイアン使いが効いた木の家具
こちらは明るさの違う床とテーブルの木を、黒のラグと白の異素材の椅子をはさむことでバランスをとった例。木目の色は違いますが、ナチュラルでラフな質感は共通しています。ワンクッションをはさむ場合は、ラグ以外にも、異素材の要素があればOKです。たとえばメタル製のテーブルの脚、ファブリック張りや樹脂製の椅子など、木目の存在を緩和させる要素を加えるとよいでしょう。
コケ
Q