家具を買うときに考えたい5つのこと。長く使える家具選び
長くつきあえる家具を手に入れて、大切にしながら暮らしていくことには、格別な楽しみがあります。人生をともにできる、長く使える家具を選ぶポイントをご紹介します。
家具を買うとき、どのくらい長く使うことを考えていますか? 気軽に手に入る家具を短いサイクルで買い換えていくという考え方もありますが、良質な家具を手に入れて長く付き合っていくことには、格別の楽しみがあります。気軽に手に入る家具のなかには、修繕ができないつくりになっていたり、修繕できても購入時の金額を修理費用が上回ってしまうことも。結局処分したほうが経済的、と判断されるようだと、サステナブルとはいえません。
日々使う家具を良質なものにすれば、長く手をかけて使ううちに、愛着が生まれます。暮らしの物語も生まれます。今回は家具と長く付き合うことの魅力と、家具との関わり方をご紹介します。
日々使う家具を良質なものにすれば、長く手をかけて使ううちに、愛着が生まれます。暮らしの物語も生まれます。今回は家具と長く付き合うことの魅力と、家具との関わり方をご紹介します。
一見同じようにみえる家具も、そのクオリティには差がある場合があります。しっかりと良質なモノを選ぶこと。そうすれば、メンテナンス次第で、3世代、4世代にわたって使い続けることができます。
購入する前の心構え
家具はメンテナンスフリーではありません。もし「メンテナンス要らず」と謳っている家具があるとするならば、それはすなわち「壊れたらゴミ」と言っているようなもの。家具はデザインもそうですが、素材や作り込みが重要です。なぜなら、家具は毎日の生活のなかで使う道具だからです。
家具はメンテナンスフリーではありません。もし「メンテナンス要らず」と謳っている家具があるとするならば、それはすなわち「壊れたらゴミ」と言っているようなもの。家具はデザインもそうですが、素材や作り込みが重要です。なぜなら、家具は毎日の生活のなかで使う道具だからです。
生活の中で使う家具は、目的も、それを使う人の思いもさまざまです。家族で囲むダイニングのテーブルや椅子。くつろぎのためのソファ。大切な思い出をしまっておくキャビネット。気分をリフレッシュさせるワードローブやチェスト。毎日使われる家具は生活、そして人生の一部になっていきます。
使ううちに、生地や塗膜が摩耗したり、接合面が緩むことも、当然あります。これを「壊れた」ととらえるのではなく、「そろそろメンテナンスするとき」と受けとめましょう。そして、信頼のおける家具屋さんや修理屋さんに相談しましょう。
使ううちに、生地や塗膜が摩耗したり、接合面が緩むことも、当然あります。これを「壊れた」ととらえるのではなく、「そろそろメンテナンスするとき」と受けとめましょう。そして、信頼のおける家具屋さんや修理屋さんに相談しましょう。
信頼のおける家具屋さんとは?
オンラインでの販売が拡大するなか、販売元(家具屋)が信頼のおける業者であるかどうかを見分けるのが難しくなっています。家具を買うときには、以下のポイントを参考にしてください。
オンラインでの販売が拡大するなか、販売元(家具屋)が信頼のおける業者であるかどうかを見分けるのが難しくなっています。家具を買うときには、以下のポイントを参考にしてください。
- 製造元もしくは正規代理店である
- ものづくりに対する姿勢、体制がしっかりしている
- メンテナンス体制がしっかりしている
- 購入者の立場に立ったアドバイスをくれる
- 相談に対して、たとえ専門外のことでも情報をくれる
ショップスタッフと話す
長く付き合える家具選びには5つのポイントがあります。
初心者のための、ダイニングテーブル選びの基本6ステップ
長く付き合える家具選びには5つのポイントがあります。
- 構造的にしっかりしているか?(接合部や補強)
- 中材は何で構成されているか?(無垢、集成材、ウレタン、スプリングなど)
- 仕上げ剤は何か?(塗装の状態など)
- 細部の処理はしっかりされているか?(裏や内側など)
- スペックは明確か?(部品や素材など)
初心者のための、ダイニングテーブル選びの基本6ステップ
家具は楽しむもの
お気に入りの家具を張替えたり、塗り替えたり、緩みを直したりしながら使い続ければ、家具の佇まいにも風情や深みがでてきますし、使う側にも愛着がわいてきます。すると、生活の道具である家具を楽しみながら使うことができるようになります。メンテナンスが必要になったら、私たちのような家具のプロの力を借りてください。
家具と長くつきあう「楽しみ」を生活の一部にすることは、豊かなライフスタイルにつながりますよ。
家具修理の専門家を探す
家具・インテリアショップを探す
インテリアの専門家を探す
お気に入りの家具を張替えたり、塗り替えたり、緩みを直したりしながら使い続ければ、家具の佇まいにも風情や深みがでてきますし、使う側にも愛着がわいてきます。すると、生活の道具である家具を楽しみながら使うことができるようになります。メンテナンスが必要になったら、私たちのような家具のプロの力を借りてください。
家具と長くつきあう「楽しみ」を生活の一部にすることは、豊かなライフスタイルにつながりますよ。
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私たちの生活において、テーブルや椅子、ソファやキャビネットはいまや必需品になっています。でも、日本の日常生活において、例えばテーブルや椅子が一般家庭に広まり、定着し始めてから、まだ数十年しか経っていません。家具とのつきあいの歴史が浅いせいか、欧米に比べて日本では、家具を長く使うという感覚がまだ少ない気がします。
しかし、車や靴、時計でも心底お気に入りのアイテムを手に入れると心が踊るものです。週末に磨いたり、眺めたりするのも、当たり前になります。それなら、家具も同じようにつきあいませんか? じっくりと、本当に気に入る家具を選び、将来にわたってつきあっていくことには、生活を豊かにする楽しみがあります。