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アルフレッシュ
リビング側には、ネイビーのアクセントクロスがシック。テレビボードとスピーカーのブラウンとも良く合います。コンセント類は、テレビボードの裏に隠して、配線廻りを見せません。
シックな空間に流れる音楽が心地良く、落ち着いた雰囲気を醸します。
サイモン建築設計室
リビングからDK方向を見る。一番の特徴は天井や一部の壁などに使っている黒い板。杉板にオスモのエボニー色を塗装、子供のころ、家の中でよく見た色でもあり懐かしいイメ-ジが沸き起こってくる色合いです。今の時代だからこそ新鮮に見えるのかもしれません。私たちの事務所の、ある意味専売特許のような色使いであり素材使いです。今回も造付家具が多く並びます。キッチンカウンター側面に雑誌や新聞などを立てかけられる棚を設け、ダイニング前の壁にはフリーの無垢板による収納棚、リビングには約3.6m幅のTVボードなど。
撮影:柴本米一
Office K [オフィスK]
After: 敢えて無地で色のトーンを抑えて圧迫感を減らしたカーテン。
大きい掃き出し窓は通常のカーテン、隣の小さい掃き出し窓にはスクリーンを選択し、夏の暑い日はスクリーンを少し上げる事で目隠ししつつ通風を確保出来るように。
サイモン建築設計室
リビングからキッチン~アフターを見る。以前は階段となっていた場所にキッチンを設置、限定された室面積の中で一番最適なキッチンの位置がここでした。対面ではありませんが、リビングと連続させているので利便性は全く変わりません。
撮影:柴本米一
山崎壮一建築設計事務所
兵庫県芦屋市。敷地は駅からほど近い住宅地にある。東と南に接道する角地で、市街地にありながら山の気配・空の広がりが感じられる場所である。しかし目の前の道路は交通量が多く、社員寮や店舗、住宅の建ち並ぶ風景はやや煩雑な印象があった。ここに木造2階建ての住宅を計画した。
建主からは開放性が高く広がりのある空間を求められた。敷地の特性・建主の要望を考えればできるだけ街に開いた住宅としたい。一方で、周辺の風景・プライバシーを考慮すれば一定のコントロールが必要である。そこで主空間を置いた2階を1.6Mの壁で取り囲み、その上を水平連続窓とする構成にした。1.6Mはちょうど人の背の高さ~目線の高さにあたる。立った時あるいは椅子やソファに座った時、外の風景は見上げる関係となる。これにより煩雑な風景はあまり目に入ってこない。もちろん外からは内部の様子が見えずプライバシーが保たれる。水平連続窓の上には桁が走り放射状に連なる化粧垂木を受ける。少し高めに設定された壁と化粧垂木が家族の居場所をおおらかに包み込む空間となった。
外から見れば、自然土による左官壁の上に化粧材の屋根が浮かぶ構成となっている。屋根の庇は隅切りがされた街角に対してぐるりと跳ね出し、窓に影を落とす。足元には小さなスペースながらも造園を施した。街角を彩る中低木・草花の他、約5Mのアオダモ・シマトネリコを植え、ちょうど2階の居室から風にゆれる葉を楽しめるようにも配慮している。市街地におけるすまいの中と外のつなぎ方を、人体寸法から組み立てた提案である
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