ランドリーバスケット、ビルトインにするならどのタイプ?
洗濯かごをビルトインにすれば、洗面脱衣室やランドリールームをすっきり見せることができます。新築やリフォームの際にぜひ検討を!
思ったよりもスペースをとるランドリーバスケット。新築やリフォームでこれからユーティリティやランドリールームをつくるなら、初めからビルトインにするのがベストです。意外と使いづらいカウンターの下や収納の下段は最適な場所。スペースの有効活用になり、インテリアがすっきりするうえ、家事動線もスムーズになります。フラップ式や引き出し式、ワゴンやランドリーシュートなどさまざまなタイプのほか、クローゼットの一部に造り付けたり、隙間を活用したり……。ランドリーバスケットをビルトインにする際の、さまざまなヒントをご紹介します。
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ランドリーバスケット、洗面脱衣室やユーティリティのどこに置く?
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ランドリーバスケット、洗面脱衣室やユーティリティのどこに置く?
洗濯物をあらかじめ仕分けておくと、いざ始めるときにとても楽です。白物と色物、素材別、汚れ方によって、あるいは洗濯とドライクリーニング行きなど。収納の中にスマートに組み込めばさらにスマート。ここでは白物、色物、黒い物と3つに分けています。
フラップ扉の裏に、ワイヤーバスケットを取り付けた簡易タイプ。洗面脱衣室でもユーティリティでも採用できるアイデアです。洗濯機の近くに、物干し用のバーが取り付けてあって便利そう。
洗濯機の隣に、ビルトインのランドリーバスケットが設置された小さなランドリースペース。こんなにコンパクトだと、動線は最小ですみますね。
引き出しタイプ
ワイヤーバスケットを組み込んでもいいし、市販のプラスチック製のかごに合わせて引き出しをつくり、のせるだけにする方法もあります。
ワイヤーバスケットを組み込んでもいいし、市販のプラスチック製のかごに合わせて引き出しをつくり、のせるだけにする方法もあります。
ナチュラルな木製のキャビネットの下段に、ランドリーボックスが2つおさまった引き出し。引き出しをひとつだけにして中で分けるか、別々の引き出しにするかはご自身の使いやすさで選びましょう。
カウンター下に設置されたランドリーボックス。モダンですっきりしたスタイルが好きな人にはおすすめです。
ワゴンタイプ
こちらはカウンター下専用につくられた、大きなキューブ状のランドリーワゴン。バスタオルやシーツなど、大きな洗濯物も入るゆったりサイズです。洗濯物を事前に仕分けしておくと楽ではありますが、大きなバスケット1つにざっくりとまとめる方法も。
こちらはカウンター下専用につくられた、大きなキューブ状のランドリーワゴン。バスタオルやシーツなど、大きな洗濯物も入るゆったりサイズです。洗濯物を事前に仕分けしておくと楽ではありますが、大きなバスケット1つにざっくりとまとめる方法も。
開き戸タイプ
扉を開けると、ランドリーバスケットが手前にスライドしてくるよう金物を取り付けた開き戸タイプ。扉の裏のスペースも有効活用していることにも注目!
扉を開けると、ランドリーバスケットが手前にスライドしてくるよう金物を取り付けた開き戸タイプ。扉の裏のスペースも有効活用していることにも注目!
ランドリーシュート
こちらは英語で「ランドリーシュート」と呼ばれる装置。上階の共用スペースから下階のランドリールームの洗濯かごまで、滑り台のような内部構造でつながっていて、上階で脱いだ服を窓から投げ入れれば、下のかごの中まで滑り落ちる仕組み。廊下や階段近くに設置すれば、家族全員で使えます。
こちらは英語で「ランドリーシュート」と呼ばれる装置。上階の共用スペースから下階のランドリールームの洗濯かごまで、滑り台のような内部構造でつながっていて、上階で脱いだ服を窓から投げ入れれば、下のかごの中まで滑り落ちる仕組み。廊下や階段近くに設置すれば、家族全員で使えます。
隙間スペースを活用
デッドスペースを上手に活用するのもおすすめです。たとえば洗面室の壁の裏が階段下など、スペースがとれる場合、上の写真のように壁にランドリーボックスを埋め込むことも可能。左の写真では隙間を最大限にとって、タオル用の棚の下に引き出し式のランドリーバスケットをビルトイン。上がオープン、下がクローズというのも機能的でおしゃれです。
デッドスペースを上手に活用するのもおすすめです。たとえば洗面室の壁の裏が階段下など、スペースがとれる場合、上の写真のように壁にランドリーボックスを埋め込むことも可能。左の写真では隙間を最大限にとって、タオル用の棚の下に引き出し式のランドリーバスケットをビルトイン。上がオープン、下がクローズというのも機能的でおしゃれです。
システム収納と組み合わせる
こちらは海外のシステム収納の例ですが、組み合わせが選べるセミオーダータイプも便利です。好きな位置に棚やバーやボックスが設置でき、自分だけの使い勝手のよい収納がつくれます。レールに取り付けた大きめのランドリーハンパーが使いやすそうです。
こちらは海外のシステム収納の例ですが、組み合わせが選べるセミオーダータイプも便利です。好きな位置に棚やバーやボックスが設置でき、自分だけの使い勝手のよい収納がつくれます。レールに取り付けた大きめのランドリーハンパーが使いやすそうです。
寝室やクローゼットの一部に
ランドリーバスケットを設置するのは、洗面脱衣室やユーティリティに限りません。暮らし方によっては、寝室やクローゼットにあると重宝です。特に、帰宅してすぐに部屋着に着替える習慣がある人は、脱いだシャツやブラウス、クリーニングに出したい服をクローゼットのある部屋で洗濯かごに放り込めると、とても便利なのでは。
こちらはウォールクローゼットの中に組み込まれたランドリーバスケット。中のかご部分は持ち手がついている布製で、洗濯時にそのまま簡単に取り出して、洗濯場所まで持っていけます。
ランドリーバスケットを設置するのは、洗面脱衣室やユーティリティに限りません。暮らし方によっては、寝室やクローゼットにあると重宝です。特に、帰宅してすぐに部屋着に着替える習慣がある人は、脱いだシャツやブラウス、クリーニングに出したい服をクローゼットのある部屋で洗濯かごに放り込めると、とても便利なのでは。
こちらはウォールクローゼットの中に組み込まれたランドリーバスケット。中のかご部分は持ち手がついている布製で、洗濯時にそのまま簡単に取り出して、洗濯場所まで持っていけます。
ウォークインクローゼットにつくった、引き出し式のランドリーバスケット。上には2つ折りのアイロン台が収納されています。このアイデアはもちろん、ユーティリティでも活用可能。アイロン台をさっと引き出して、すぐにアイロンがかけられます。
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衣類のお手入れグッズも一緒に
ビルトインのランドリーボックスのそれぞれの引き出しの上に、さらに小さな引き出しをつけて、靴磨きグッズや、ドライバーやガムテープのような日用雑貨を収納。下にはたっぷりと入る洗濯物用の引き出しが3つ。こんなプラスアルファの収納もつくっておくといいですね。
ビルトインのランドリーボックスのそれぞれの引き出しの上に、さらに小さな引き出しをつけて、靴磨きグッズや、ドライバーやガムテープのような日用雑貨を収納。下にはたっぷりと入る洗濯物用の引き出しが3つ。こんなプラスアルファの収納もつくっておくといいですね。
ランドリーバスケットと衣類収納
洗面脱衣室のランドリーボックスの近くに、下着やパジャマが入る収納も欲しいという相談をよく受けます。夜、寝る前にお風呂に入る習慣があり、さらにバスルームと寝室が違う階にある家庭では、家族それぞれの下着やパジャマが入る引き出しと洗濯かごを組み合わせた収納があると、確かに便利です。こちらはそんなタイプのオールインワン収納。引き出しの上の収納にはタオルやバスマットも入り、バスルーム関連の収納をすっきりと1か所にまとめることができます。
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シンクの横に作られた収納に組み込まれたフラップ式のランドリーボックス。収納の低い位置は意外と使いづらいものですが、洗濯かごを入れるには最適です。造り付けなら、インテリアになじむデザインも可能。